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末梢挿入型中心静脈カテーテル
PERIPHERALLY INSERTED CENTRAL CATHETER

PICC

長期の点滴治療 · 血管アクセス

繰り返す注射と 弱くなった血管 のために
治療がつらいなら、血管の確認が必要です。

長期の点滴治療
末梢静脈 → 中心静脈
超音波による判断
まず血管の状態を確認します
01
PICCとは?

腕の静脈から心臓近くの中心静脈までつながるカテーテルです。

PERIPHERALLY INSERTED CENTRAL CATHETER

PICCは、腕の末梢静脈から細いカテーテルを入れ、先端を心臓近くの中心静脈に留置する静脈投与ルートです。

短時間で使う一般的な点滴とは異なり、薬剤や輸液を比較的長い期間投与する必要があるときに使われます。

末梢の血管が弱く注射を繰り返すのが難しい場合や、血管への刺激が強い薬剤を一定期間投与する必要がある場合に、治療計画に応じて検討されます。

PICC(末梢挿入型中心静脈カテーテル)の挿入の様子
腕の静脈から中心静脈までカテーテルを留置
02
PICCが必要となるケース

治療期間、薬剤の種類、血管の状態を総合的にみて判断します。

PICCはすべての患者さんに必要なものではありません。感染リスクや全身状態もあわせて確認したうえで、医師が必要性を判断します。

01
長期の抗菌薬治療
感染症の治療で抗菌薬を数日から数週間にわたり点滴する必要がある場合、繰り返す注射の負担を減らすために検討されます。
02
抗がん剤治療/特殊な薬剤
一部の抗がん剤や血管への刺激が強い薬剤は、通常の末梢静脈から繰り返し投与するのが難しく、治療計画によっては中心静脈へのアクセスが必要になります。
03
高カロリー輸液
食事が難しい場合や長期の静脈栄養が必要な場合、末梢血管ではなく中心静脈へのアクセスが必要になることがあります。
04
血管が弱く、注射を繰り返すのが難しい場合
高齢、慢性疾患、入退院の繰り返し、抗がん剤治療の経験などで腕の血管に針が入りにくい場合、PICCを検討できます。
繰り返す注射の負担、
治療計画を安定して続けるための方法があります
03
挿入前の確認

「血管が取りにくい」という理由だけで決めることはありません。

まず現在の治療目的、必要な期間、使用する薬剤の特性を確認します。そのうえで腕の静脈の状態をみて、必要に応じて超音波で挿入可能な血管の太さと走行を確認します。

治療期間と薬剤の特性を確認
血管超音波で挿入可能な血管の太さ・走行を確認
血液凝固の状態、感染リスク、血栓リスクを評価
既存の血管疾患、服用中の薬剤を確認
挿入の可否は患者さんの状態と治療目的で決定
PICC挿入前の上腕静脈の血管超音波検査
術前に上腕静脈の超音波で挿入可能かをまず確認
04
PICC挿入の流れ

血管の確認から位置の確認まで、段階的に進めます。

STEP 01
血管の状態を確認
超音波で挿入に適した血管の太さ・走行を確認
STEP 02
挿入部位を決定
腕の適切な静脈を選び、必要に応じて局所麻酔
STEP 03
カテーテルを挿入
中心静脈の方向へカテーテルの位置を調整
STEP 04
位置確認 · ケアのご案内
カテーテル先端の位置を確認後、ドレッシングとケアを指導
05
挿入後のケアが大切な理由

PICCは挿入後のケアまであわせて理解する必要があります。

PICCはカテーテルの一部が体の外に出ている構造です。ケアがきちんと行われることで、感染、詰まり、抜け、位置のずれなどのトラブルを減らせます。

挿入部位を清潔に保つ
定期的な消毒とドレッシング交換が必要です。ドレッシングが濡れたり、はがれたり、汚れたりした場合は医療スタッフに確認してもらってください。
カテーテルの詰まりを防ぐ
使用しない期間も、医療スタッフの指示に従ってフラッシュが必要です。患者さんご自身でカテーテルに触れたり、注入を試みたりしてはいけません。
濡らさないよう注意
シャワーの際は挿入部位が濡れないよう保護が必要です。浴槽、プール、サウナなどカテーテルが水に浸かる環境は避けてください。
引っぱったり折れたりしないように
着替えや移動の際にカテーテルが引っぱられないよう注意してください。外に出ている長さが変わったように見えるときは、自分で押し戻さず医療スタッフに確認してもらってください。
06
このような症状は確認が必要です

PICC挿入後にこのような変化があれば、医療スタッフにご相談ください。

感染、血栓、カテーテルの位置のずれ、詰まりなどに関係している可能性があるため、自己判断せず確認を受けることをおすすめします。

挿入部位が赤くなる、熱をもつ
滲出液、血液、膿などの分泌物がみられる
腕や手がむくみ、痛みがある
注入時に痛みや抵抗を感じる
カテーテルの長さが変わった、抜けたように見える
発熱、悪寒、急な体調不良をともなう
PICC挿入後の合併症・感染症状の確認
これらの症状があれば、すぐに医療スタッフへご連絡ください
07
PICCとCVポートの比較

PICCとCVポートは、構造もケアの方法も異なります。

治療期間、薬剤の種類、血管の状態、生活スタイル、感染リスクなどを考慮して、どちらが適しているかを決めます。

区分
挿入方法/構造
ケアの特徴
PICC
腕の末梢静脈 → 中心静脈、カテーテルの一部が体外に出る
挿入・抜去は比較的簡単、ドレッシングと感染管理が重要
CVポート
皮下にポートを埋め込み、必要時に針を刺して使用
外からカテーテルは見えない、挿入・抜去には別途処置が必要
血管は外から見ると似ていても、
実際の走行・太さ・弾力によってアプローチが変わります
08
ブルースカイ静脈外科のPICC診療

血管の状態と治療目的をあわせて診ます。

腕の静脈の状態、治療目的、治療期間、既存の血管疾患の有無、感染と血栓のリスクまで丁寧に確認します。釜山・東萊区の温泉場にあり、東萊区・金井区をはじめ、梁山、金海、慶尚南道エリアからも通院いただけます。

3,000+
血管手術の経験
30
大学病院教授
1
専任医による一貫診療
血管超音波で挿入の可否と適した血管をまず確認
治療期間と薬剤の特性に合った静脈アクセス方法をご案内
PICCとCVポートのうち、状況に合った方向をご説明
挿入後のドレッシング・感染予防・ケア方法を丁寧にご案内
小さな症状や血管のわずかな変化まで見逃さない細やかさ
ブルースカイ静脈外科 パン・ジョンヒ院長 PICC 末梢挿入型中心静脈カテーテル専門医
パン・ジョンヒ院長
血管外科専門医 · 医学博士 · 元大学病院教授
09
よくある質問

PICCに関するよくある質問

PICCは一般的な点滴と違うのですか?
+
はい、違います。一般的な点滴は腕の末梢静脈に短期間留置することが多いのに対し、PICCは腕から中心静脈までつながるカテーテルです。長期の点滴治療や、血管への刺激が強い薬剤の投与が必要な場合に検討されます。
PICCはどのくらいの期間使えますか?
+
使用期間は、治療計画、感染の有無、カテーテルの状態、ケアの状況によって異なります。治療が終わったときや、感染、詰まり、血栓などの問題が起きたときは、抜去または交換が必要になることがあります。
PICCの挿入は痛いですか?
+
挿入の際は必要に応じて局所麻酔を行うため、痛みの軽減に役立ちます。ただし痛みの感じ方には個人差があり、挿入後に鈍い痛みや違和感が出ることがあります。痛みが強くなる、腫れる、熱をもつといった場合は確認が必要です。
PICCを入れたままシャワーはできますか?
+
シャワーが可能な場合もありますが、挿入部位と接続部が濡れないよう保護する必要があります。ドレッシングが濡れたりはがれたりすると感染リスクが高まるため、医療スタッフから案内された方法に従ってください。浴槽、プール、サウナなどカテーテル部位が水に浸かる環境は避けることをおすすめします。
PICCが詰まったらどうすればいいですか?
+
ご自身で力を入れて押し込んだり、注入を試みたりしないでください。詰まりの原因は血液の凝固、薬剤の沈殿、カテーテルの折れなどさまざまなため、医療スタッフによる確認が必要です。
腕がむくんだり痛んだりしても大丈夫ですか?
+
PICC挿入後の腕のむくみや痛みは単なる違和感のこともありますが、血栓や炎症に関係している場合もあります。特に片方の腕だけがむくむ、痛みが強くなる、熱感や発熱をともなう場合は受診が必要です。
PICCは誰でも入れられますか?
+
いいえ。腕の静脈が細すぎる、または詰まっている場合、中心静脈に狭窄や閉塞がある場合、感染リスクや血栓リスクが高い場合は、別の方法を検討する必要があります。挿入の可否は、患者さんの状態、血管超音波の結果、治療目的によって異なります。
診療のご案内

繰り返す注射と弱くなった血管、
まず血管の状態を
確認してみてください。

長期の抗菌薬治療、抗がん剤治療、栄養輸液、繰り返しの点滴が必要なら、単に「血管が取りにくい」という問題で済ませることはできません。治療期間と薬剤の特性に合った静脈アクセスの方法を一緒に見つけます。

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