透析のための血管は、つくる瞬間よりも、
長く使えるよう最初から丁寧に設計することが大切です。
内シャント(動静脈瘻)は、動脈と静脈をつないで血液透析に使える血管の通り道をつくる治療です。
血管の太さ・位置・血流の状態を十分に確認したうえで、患者さんに合った方向を判断します。
血液透析は、血液を体の外に取り出して透析器を通し、再び体に戻す治療です。通常の静脈だけでは、繰り返す透析に必要な血流を確保することは困難です。
動脈の高い圧力と血流を静脈につなぎ、静脈を太く丈夫に育てる必要があります。こうしてつくられた透析用の血管を内シャント(動静脈瘻)と呼び、血液透析を控えた患者さんにとって大切なバスキュラーアクセスとなります。

どちらの方法が優れていると決めつけるのではなく、現在の血管の状態、透析のスケジュール、全身の健康状態をあわせて判断することが大切です。
内シャントは、単に動脈と静脈をつなぐだけの手術ではありません。どの部位の血管を使うか、太さは十分か、血流がしっかり流れるか、術後に透析針を繰り返し刺せる位置かまで、あわせて確認する必要があります。

うまくつくられた内シャントでも、ケアが不十分だと狭窄、血栓、感染、出血などのトラブルが起こることがあります。シャント部位に軽く手を当て、ビリビリとした振動(スリル)を感じるか毎日確認する習慣が必要です。

内シャントは、詰まったり狭くなったりする前に変化に気づくことが大切です。次のような変化があれば、受診して血管の状態を確認することをおすすめします。
透析に使う血管は、患者さんの生活と治療に長く影響するため、最初の設計から細やかな判断が必要です。自己血管が使えるか、人工血管が必要か、術後のケアで何に気をつけるべきかを丁寧にご説明します。

シャント手術は、単に血管をつなぐだけではなく、患者さんの血管の状態と透析計画をあわせて考え、適切な通り道を準備するプロセスです。ブルースカイ静脈外科は、小さな症状や血流のわずかな変化まで確認し、患者さんに必要な血管診療の方向を丁寧にご案内します。
診療予約