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特殊血管クリニック
ARTERIOVENOUS FISTULA

シャント手術(内シャント造設術)

透析のための血管は、つくる瞬間よりも、
長く使えるよう最初から丁寧に設計することが大切です。

内シャント(動静脈瘻)は、動脈と静脈をつないで血液透析に使える血管の通り道をつくる治療です。
血管の太さ・位置・血流の状態を十分に確認したうえで、患者さんに合った方向を判断します。

Flow
動脈と静脈の血流をあわせて考えた設計
Design
透析に適した血管の通り道を丁寧に準備
Detail
血管の状態をみて適切な位置を慎重に判断
マウスを動かすと血流が反応します
01
内シャントとは?

動脈と静脈をつなぎ、
透析に適した
血管の通り道をつくります。

血液透析は、血液を体の外に取り出して透析器を通し、再び体に戻す治療です。通常の静脈だけでは、繰り返す透析に必要な血流を確保することは困難です。

動脈の高い圧力と血流を静脈につなぎ、静脈を太く丈夫に育てる必要があります。こうしてつくられた透析用の血管を内シャント(動静脈瘻)と呼び、血液透析を控えた患者さんにとって大切なバスキュラーアクセスとなります。

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内シャント造設術 動脈と静脈の吻合イメージ
動脈と静脈をつなぐ内シャントの造設
02
内シャントの主な種類

自己血管と人工血管、
血管の状態に合わせて選びます。

どちらの方法が優れていると決めつけるのではなく、現在の血管の状態、透析のスケジュール、全身の健康状態をあわせて判断することが大切です。

自己血管
自己血管内シャント
患者さんご自身の動脈と静脈を直接つなぐ方法です。血管の状態が適していれば、優先的に検討されることが多い方法です。人工血管に比べて感染の負担が比較的少ないとされていますが、術後に血管が十分に育つまでの成熟期間が必要です。
人工血管
人工血管内シャント
自己血管だけで透析用の血管をつくるのが難しい場合に、動脈と静脈の間に人工血管をつなぐ方法です。感染、狭窄、閉塞などの可能性もあわせて考える必要があるため、患者さんの状態と透析計画に応じて慎重に決めます。
外から見える血管よりも、
まず血管の状態を確認します
03
術前検査が大切な理由

血管超音波で
小さな違いまで
細かく確認します。

内シャントは、単に動脈と静脈をつなぐだけの手術ではありません。どの部位の血管を使うか、太さは十分か、血流がしっかり流れるか、術後に透析針を繰り返し刺せる位置かまで、あわせて確認する必要があります。

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01
動脈の太さと血流の状態
02
静脈の太さと深さ
03
血管の走行
04
過去の血管損傷の有無
05
中心静脈カテーテルの使用歴
06
透析針を刺す位置
07
術後に成熟する可能性
08
人工血管が必要かどうか
内シャント造設術の手術風景
内シャント造設術の流れ
04
シャント手術の流れ

術前評価から
回復の確認まで、段階的に進めます。

STEP 01
術前評価
透析計画、これまでの血管の履歴、全身疾患を確認したうえで、血管超音波で使用できる血管を評価
STEP 02
手術計画の立案
自己血管/人工血管の選択、位置の検討、成熟までの見込み期間とケアの方針をご説明
STEP 03
内シャントの造設
選んだ部位で動脈と静脈をつなぎ、血液が静脈側へ流れるようにします
STEP 04
術後の確認
血流の有無、スリル(振動)の確認、腫れ・出血の観察。必要に応じて経過観察の超音波検査
透析用の血管は、一度つくって終わりではありません。
最初の設計からその後のケアまで、ともに歩みます。
05
術後の注意点

透析用の血管を長く使うには、
日々のケアが大切です。

うまくつくられた内シャントでも、ケアが不十分だと狭窄、血栓、感染、出血などのトラブルが起こることがあります。シャント部位に軽く手を当て、ビリビリとした振動(スリル)を感じるか毎日確認する習慣が必要です。

手術をした腕で血圧を測らないようにしましょう
手術をした腕での採血や点滴は避ける必要があります
重い物を長時間持つなど、腕に強い圧迫がかかる動作には注意が必要です
腕枕、袖口のきつい服、きつい時計やブレスレットは避けましょう
透析前にはその腕をきれいに洗い、清潔を保つ必要があります
いつも感じていた振動が消えたり弱くなったりしたら、医療スタッフにご相談ください
内シャント造設術後の回復ケア
術後の日々のケアが血管の寿命を左右します
06
受診が必要なケース

詰まる前に
変化に気づくことが大切です。

内シャントは、詰まったり狭くなったりする前に変化に気づくことが大切です。次のような変化があれば、受診して血管の状態を確認することをおすすめします。

いつも感じていた振動が弱くなった、消えた
透析時に血流が十分に得られない
透析後の止血に時間がかかるようになった
手術部位が腫れて赤くなった
熱感や強い痛みをともなう
腕や手がひどくむくむ
指先が冷たい、しびれが強くなった
針の穿刺が繰り返し難しい
07
ブルースカイ静脈外科のアプローチ

内シャントを単に
つなぐだけの手術とは考えません。

透析に使う血管は、患者さんの生活と治療に長く影響するため、最初の設計から細やかな判断が必要です。自己血管が使えるか、人工血管が必要か、術後のケアで何に気をつけるべきかを丁寧にご説明します。

3,000+
血管手術の経験
30
大学病院教授
1
専任医による一貫診療
血管超音波にもとづく術前評価
透析計画と全身状態をあわせて考慮
自己血管・人工血管の適切な選び分けをご説明
術後の成熟期間とケアの方針をご案内
小さな変化も見逃さない細やかさ
ブルースカイ静脈外科 パン・ジョンヒ院長 内シャント造設術専門医
パン・ジョンヒ院長
血管外科専門医 · 医学博士 · 元大学病院教授
08
よくある質問

シャント手術(内シャント造設術)
よくある質問

内シャントはなぜ必要なのですか?
+
血液透析では、多くの血液を透析器に通す必要があります。通常の静脈だけでは繰り返す透析に必要な血流を確保しにくいため、動脈と静脈をつないで透析に使える血管をつくる内シャントが必要になることがあります。
シャント手術はいつ受けるべきですか?
+
透析を始める時期、腎機能の状態、血管の状態によって異なります。自己血管内シャントは術後に約1か月の成熟期間が必要なため、腎臓内科の主治医とともに適切な時期を相談することをおすすめします。
自己血管と人工血管は何が違うのですか?
+
自己血管内シャントは、患者さんご自身の動脈と静脈を直接つなぐ方法です。人工血管内シャントは、自己血管だけでつくるのが難しい場合に、動脈と静脈の間に人工血管をつなぐ方法です。どちらを選ぶかは、血管超音波の結果と患者さんの状態によって異なります。
手術後すぐに透析できますか?
+
多くの場合、術後に血管が十分に育つまでの成熟期間が必要です。実際に使える時期は、血管の状態、手術方法、透析計画によって異なるため、医療スタッフの確認が必要です。
内シャントが詰まるとどんな症状が出ますか?
+
いつも感じていた振動が弱くなったり消えたりすることがあり、透析時に血流が十分に得られない、止血に時間がかかるといった変化が起こることがあります。腫れ、痛み、熱感をともなう場合もあるため、このような変化があれば受診が必要です。
高齢や糖尿病があっても手術できますか?
+
可否は年齢だけで決めることはありません。動脈と静脈の状態、血流、皮膚の状態、全身疾患、透析計画をあわせて確認したうえで判断します。
診療のご案内

透析用の血管が心配なら、
まず血管の状態から
確認してみてください。

シャント手術は、単に血管をつなぐだけではなく、患者さんの血管の状態と透析計画をあわせて考え、適切な通り道を準備するプロセスです。ブルースカイ静脈外科は、小さな症状や血流のわずかな変化まで確認し、患者さんに必要な血管診療の方向を丁寧にご案内します。

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